経歴

2014年9月、早稲田大学卒業。
卒業研究は「日本企業のダメージ・コントロール論」。
15年4月より大手総合商社にて勤務予定。
大学在学時には日系ITコンサルティングファーム、
大手金融機関、総合商社、デザイン会社、
独立系ベンチャーキャピタル、メガベンチャーにて
インターンシップを経験。
週末はボルダリングか銭湯通い。
現在、英語の家庭教師、都内某所のバー、ITベンチャーにて勤務中。

商社の就活はお金もすこし、情報もすこしでいい。

商社の就活はお金もすこし、情報もすこしでいい。

大手商社内定者 Mさん Numzon運営 岩田

商社の活動が経済にあたえるインパクト

Mさん、総合商社へ内定おめでとうございます!

ありがとうございます。

今日は、Mさんの就活についてお聞きしたいと思います。
さっそくですが、いくつの企業にエントリーしましたか?

プレエントリーは 12社 、そのなかで 9社 ほど受けました。
おおくの学生が30~60社であるのにくらべると、
すくないかもしれませんね。

すくない(?!)のですねー。
その9社のうち、何社から内定をもらいましたか?

3社 です。
そのほかは辞退しました。

その3社のなかで、総合商社に入社をきめたのは
なぜですか?

世界中にある新しいものや人に知られてない未知のものを見つけて、
広める仕事がしたかったからです。

Mさんの視野が国内にとどまらず、
世界へひろがったのはどうしてですか?

商社をえらんだきっかけはアメリカ留学

海外留学をしていたからかなとおもいます。
そのなかで身近にあった不満がきっかけかな。
たとえば、日本のアルバイトもアメリカのように
おおざっぱでいいのになとおもったり、
アメリカのトイレの便座は日本とちがって
冷たいなとおもったり・・・

アメリカですか。どのくらい?

10カ月間 です。
オレゴンにある大学でまなびました。

いいですね。けっこう費用がかかったのでは?

はい。
でも、ありがたいことに親が支援してくれて。
出世ばらいでいいよと。
生活費は家賃こみで6〜 7万 くらい、
学費は 200万円 強かかったとおもいます。

やさしいご両親!!
かならず親孝行してください!!

はい(笑)
食費がおもいがけず安かったのはたすかりました。
大きなピザ2枚に2リットルのコーラがついて
19ドル とか!

日本よりずっと安い!
では、高かったものは?

日本食です。
ほんものの味が食べられる
日本人のやっているお店はオレゴンにはありません。
でもラーメン屋さんなら、
家から半径5キロ以内だけでも 3軒 ありましたよ!

さっきからアメリカの話をするMさんが
とってもしあわせそうなんですが・・・(笑)

アメリカ、大好きなんです!
留学してすごく楽しかった。
若いあいだはニューヨークのタイムズスクエアで
毎年年越しできたらなぁと思ってみたり。
ボンジョビが好き。
バックトゥーザフューチャーが好き。
ミーハーですね(笑)?

ですね(笑)

商社だから体育会系、ということはない

商社につとめるひとは体育会系のイメージが強いですが、
まさか、Mさんも?(ちがいます・・・よね?笑)

体育会系ではありません(笑)
それに、体育会系の内定者は予想していたよりも少なかったですよ。

それは意外!

昔にくらべて新卒の社員にも
語学力やインターンシップ経験など、
仕事につながるスキルが求められます。
それで体育会とそれ以外の学生が、
だんだんおなじくらい採用されるようになったのかも。

へぇ〜。
それでもほかの業界よりは多い?

そう思いますよ。
メーカーだったら体育会系の新入社員は
1〜2割 なんじゃないかな。

そうなんですか?!

まず体育会系の学生そのものが
そんなにたくさんいるわけではありませんから。

わたしの大学にはいわゆる体育会のほか、
体育会のカラーのつよいサークルで
名門サークルと呼ばれるものがありまして。
サークルがぜんぶで 2000 くらいあって、
名門サークルはそのうち 5つ くらいじゃないかな。

1サークルの人数を50人として考えて、
すべての学生のうちで体育会系といえる学生は、
1〜2割 だと思います。

そうでしたか・・・! 

語学力がもとめられるというお話がありましたが、
具体的にどのくらい?

入社までにTOEIC 700点
とっておくようにというところが多いです。
730点 とれなくては入社できない会社もあります。

かなりハードルが高いですね!

たしかに高いと感じます。
上智大学やICU、早稲田の国際教養学部など
学生の平均が 900点 を超えるところも
あるにはあるのですが・・・。

そうなんですか・・・!

Mさんは、就活をいつからはじめましたか?

8月からです。
IT企業などのインターンシップをうけていました。
早めに準備し、視野を広げることがたいせつです。

なるほど。
どんなインターンシップをしましたか?

リサーチなどの仕事がおおかったです。
印象にのこっているのは
ある大手金融機関のインターンシップ。
東アジアの市場調査をするという内容でした。
現地に電話をかけテレアポで情報をあつめ、
20000字 のレポートにまとめました。

なかなかのボリュームですね!
あのぅ・・・ちなみに、お給料はどうなんですか?

よいところだと、時給 1500円 2000円
インターンシップもありましたよ。

へぇ〜。

「就活はお金がかかる」はほんとう?

就活には時間だけでなく、お金もかかりますね。
大学生は就活に16万円かけるそうですが、Mさんは?

そうですね・・・ 7万円 くらいです。

7万円?!半分以下ですね。
その内訳は?

スーツや靴に 6万円 ぐらいと、あとは交通費。

ふむふむ。

外資系コンサルや外資系投資銀行の面接で、
ボトムでも 20万円以上
高級ブランドのスーツを着た学生を
見たこともありますが・・・(笑)

・・・(笑)
ほかの費用はどうですか?
就活本は1人で1万円分くらい買うそうですが、
Mさんは、買わなかったんですか?

はい。お金をかけず就活しようと思っていたので。
インターネットと、家でとっていた日本経済新聞で
情報をあつめていました。
面接は人材会社などの無料講座で対策をしましたよ。

なるほど〜。

あとは証明写真くらい。

そういえばドワンゴは新卒採用のときに、
学生から3000円の受験料をとるそうです。
ほかにもそういう企業を知っていますか?

知らないですね。
受験料の目的は、応募数をしぼるためです。
学歴フィルターでしぼる企業もあるそうですね。

お金をかけずに手にはいるだいじなものがあった。

Mさんのようにお金をつかわない学生がいるいっぽう、
ちかごろは就活塾で被害にあう学生もいます。
相談だけでも147件あったそうですね。

就活塾の申しこみには平均 38万円 もかかるそうです。
ていねいなサービスをしてくれるところもあるようですが、
ただ、就活塾にかよって内定をもらったという話を
あまりききません・・・

えっ!
それだけのお金をはらって、内定がもらえないなんて・・

それにお金をはらって就活塾へいくより、
おなじ学部の先輩にどのように就活したか、
話をきくほうがためになると思いますよ。
じぶんのいきたい企業に受かった
学部の先輩に話がきければいちばんいいですけど。

そうなんですね。
そういった無料サービスの情報は
どこで手にいれましたか?

わたしは、人気企業から内定をもらった先輩が
身近にいました。
なので、彼から(そういうものがあると)きいていました。

そうですかー。
Mさんのお友だちには人気企業のひとが多い・・・?
Mさんとおなじ大学の出身者の
有力企業400社への就職率は
約3割といわれているそうですね。

それはわたしの肌感覚ともあっている気がします。

ちなみにもっとも割合の高い一橋大学は
5割超と2位以下をおおきく引きはなしています。

そうなんですね。
たしかに一橋の友人はみなとても優秀です。
そのうえ、そもそもの学生の数がすくなく
貴重なひとたちだとおもいます。

一学年あたりの学生の数ですが、
一橋で 1000人弱 、東大は 3000人
慶応は 7000人 、早稲田は 1万人 なんですよ。

へぇ〜!
先輩から話をきくほかに、情報をあつめる方法は? 

就活の時期にさしかかると、
フェイスブックやツイッターにセミナー情報がのります。
そういう場所で学生となかよくなるのもありだと思います。

どんな情報もつかいかたが肝心。

そうなんですね。

就活生でSNSを活用する人は4割
利用するSNSのトップはフェイスブックで30.3%
ツイッターが2位で22.7%

うんうん、フェイスブックのほうが、
よい情報がのっているとおもいましたね。

なるほどー。

SNSをつかう理由としては、 「他人の状況が気になるから」、
「最新の情報があるから」が半数をこえます。

んー・・・。

「おなじ業界を志望する学生と知りあえる」( 42% )、
「たてまえではない会社の実情がわかる」( 35% )が、
つづきます。

そうですね・・・
そういうつかい方はすこしまちがっているかもしれないと
わたしは思います。
他人を気にしてもメリットはありませんから。

言われてみれば・・・そうですよね。

企業のえらびかたはどうですか?
学生は81%が「社風、雰囲気」、
64%が「職場の環境」を基準にしています。
Mさんがもっとも知りたかったことは?

社風や雰囲気もそうですが、
それにあうかどうかは会社がきめることなので、
とくに意識しませんでした。
むしろ、残業時間とか年収などが気になったので、
転職サイトの「転職会議」や「Vorkers」を
見ていました。

確かに、それは気になります。(大きくうなずく)

面接についてもおしえてください!
おもしろい面接はありましたか?

わたしは外資系コンサルティングファームからも
内定をいただきましたが、そこのケース面接です。
就活市場を推定し、それを1.5倍にするには?
というケースでした。
就活をしているじぶんの問題意識にそって、
意見やアイデアを草案することができたので。

その問題意識とはなんですか?

時間もかけない。お金もかけない。
そのかわり、ほんとうにだいじな情報をしっかりとみきわめて、
じぶんの就活を着実にすすめていったMさん。
そんな彼が就活に感じていた問題意識とは、
またケース面接でうみだしたアイデアとは・・・
次回につづきます。

商社の就活はお金もすこし、情報もすこしでいい。
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