名古屋工業大学 学生フォーミュラプロジェクトとは?

名古屋工業大学フォーミュラプロジェクトは、毎年9月に行われる「全日本学生フォーミュラ大会」に参戦するために車両の設計・製作、ドライバー、渉外活動、マネジメントまでをすべて学生が中心となって行っている、名古屋工業大学ものづくりテクノセンター付属の教育プロジェクトです。2015年の大会では総合3位に輝きました。

今回のインタビューに答えてくださったメンバー

全日本学生フォーミュラ大会について

学生のチームが学生のみの力で、小型のフォーミュラカーを設計・製作したものを持ち寄り、車の走行性能だけでなく車両コンセプトやそれを実現する設計内容・生産コストなどありとあらゆる項目を審査することでものづくりの総合力を競う大会です。

CONTENTS

白熱議論編

工場見学編

レース本番特別編

-白熱議論編-
第1回 エンジン、タイヤ、ダンパー以外は全部自分たちでつくる

聞き手:ブティックコンサル H社長、Numzon運営 千秋

H社長:

今、レースに向けて進捗状況はどんな具合でしょうか。最終調整を残す感じですか?
(この時点で本番まで残り2週間

富田:

そうですね。もう、今後、アップデートする予定はありません。
先週まではどんどん新しいことに挑戦していて、今週からは、2,3回走行テストをやって問題なく動くことを確認して、それから大会に向かいます。
なので、次の走行テストで完成形になるかな、という感じですね。

H社長:

それは、今月中ぐらいにはできてないと?

富田:

まずいですね(笑い)

H社長:

今、本当にお忙しい時期だと思うんですけれど、先週の三支部合同の走行会で、うまく走れたっていうようなレポートが出ていましたね。

松山:

一応、2日間とも40チーム中トップタイムでした。

H社長:

トップタイム! オートクロスとか、種目があったのですか?

松山:

いいえ、周回走行がメインです。一周のタイムで、2日連続トップタイムでした。
でも、そのタイムでも、まだ自分たちの満足する目標タイムに到達していないので、今日までアップデートを続けています。
それでも、他の大学と比べて、ある程度戦える力はあるということを確認できたので、そこはよかったなと思っています。

H社長:

タイム差はどれくらいですか。

富田:

接戦ですよ。うちが、1周のタイムが1分1秒6ぐらいだったんですけど、そのとき2位のタイムが1分1秒9か8
1週間後ぐらいに同じ場所で別の走行会があったんですけど、そのときは、他のチームも1分1秒6とか同じくらいのタイムでしたので、上位はかなりの接戦だと思います。

H社長:

1分1秒6、えっと、コンマ何秒までとられるんですか?

富田:

大会は、コンマ3桁とりますね。1分1秒69なんとか、とか、3桁までとります。

H社長:

3桁ですか。では最終的には、勝負は必ずつくのですね。

富田:

そうです。

H社長:

最後にアップデートを考えられている部分というのは、どういった部分ですか?

富田:

これまで、排気管の径を太くして出力の差がどう出るかとか、色々試していたんですけれど、この前の走行テストは最後の1個に載せ替えてタイムに差が出るかどうかを確認しました。

H社長:

話は変わって。エンジン以外を作られるっていうことを以前からお聞きしていて、そのあたりは本当なんですか?

松山:

しいて言えば、タイヤは作ってないです(笑い)。
あと、車両の荷重を支えるためのばねがあって、そのばねで車重や振動などを支えているんですけれど、そういったばね以外はほぼ手作りです。
自分たちで鉄切って溶接したりとか、一部技術的に加工が難しいところはスポンサーの方にやってもらったりとか。
例えば、アルミ溶接は僕たちの設備ではできないので、スポンサーの企業さんのところに持って行ってお願いしていますが、基本的にはほぼ手作りだと思います。
マフラー溶接

H社長:

フライス旋盤なんかも使われていて?

富田:

そうです。ここにはありませんが。

H社長:

細かい製作ができるんですよね。

富田:

はい。

>>>続きます

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