名古屋工業大学 学生フォーミュラプロジェクトとは?

名古屋工業大学フォーミュラプロジェクトは、毎年9月に行われる「全日本学生フォーミュラ大会」に参戦するために車両の設計・製作、ドライバー、渉外活動、マネジメントまでをすべて学生が中心となって行っている、名古屋工業大学ものづくりテクノセンター付属の教育プロジェクトです。2015年の大会では総合3位に輝きました。

今回のインタビューに答えてくださったメンバー



全日本学生フォーミュラ大会について

学生のチームが学生のみの力で、小型のフォーミュラカーを設計・製作したものを持ち寄り、車の走行性能だけでなく車両コンセプトやそれを実現する設計内容・生産コストなどありとあらゆる項目を審査することでものづくりの総合力を競う大会です。

CONTENTS

白熱議論編

工場見学編

レース本番特別編

-レース本番編-
耐久レース、そしてエンディングへ……

ーー9月10日、静岡県小笠山総合公園(通称エコパ)に来ています。

耐久走行直前その1

青い空に白い雲。本日天気晴天なれども……。名言が思い出されるような空模様です。路面はすでにかなり温まっている状況か。 (11:51 am)

耐久走行直前その2

東京から応援に来たという子供たち。手には名工大の応援旗が。ポカリ飲んで熱中症に気をつけて! (12:31 pm)

耐久走行直前その3

どのチームも直前まで入念なチェックが行われている様子。最速の名をほしいままにするU.A.S. Graz(ヨアネウム応用科学大学)はパドックでアンダーパネルを覗き込んでいますが大丈夫か? (12:08 pm)

耐久走行直前その4

電装班の出村さんがコース脇でなにやらレースカーに手を入れ始めました。観覧スペースから富田リーダーが作業を見守ります。 (12:29 pm)

耐久走行直前その5

再び我らが名工大のレースカーを発見。さきほどの作業は大丈夫だったのか? いまはチームメンバーの表情もどことなく落ち着いてみえます。 (12:34 pm)

耐久走行直前その6

そして、名工大がついにエンジンON。ファイナル6(シックス)と呼ばれる上位6チームのなかで最初の出走です。コースを遠くに眺める二人。緊張が高まります……。

耐久走行直前その7

コースイン直前。一人目ドライバーがチームに目で合図を送っているようです。

耐久走行その1

フラッグが振り下ろされいきよいよくコースイン。無過給・単気筒エンジンが快音を上げてホームストレートを疾走。コース中央に設置された中継席からレースの模様がYouTubeでLive配信されています。 (12:43 pm)

耐久走行その2

スムーズに最後のシケインを走り抜けていく。マシンバランスはよさそうだ。(12:45 pm)

耐久走行その3

最終コーナーのきついカーブ。ドライバーがマシンをウデでねじ伏せながらストレートへ……。(12:46 pm)

耐久走行その4

ちょっとした気の緩みが大きなロスにつながりかねないシケイン。集中しきった表情のドライバー。 (12:57 pm)

一人目ドライバーがピットインへ。ドライバー交代後、スタートOKを示す手旗があがる。しかし、エンジンがかからない……。3度目の正直も失敗……。セルモーターは回っているようだが、エンジントラブルか? ピットに緊張がはしる。4度目で始動し、二人目ドライバー(エースドライバーです!)がコースイン!! (12:45 pm)

編集部注:実はこのスタート、失敗ではありません。名工大FPでは、エンジンの始動性を確実にするため、最初に3回、点火及び燃料を吹かない状態でセルモーターを回して、シリンダー内に残留している未燃焼ガスなどを掃気しているのです。そういうわけで、4回目の始動はシナリオ通りです。なるほど!と後から感心したNumzon Life編集部でした。

耐久走行その5

ホームストレートでの最高速が70キロ台とアナウンスがある。ストレートがこの速度で1分3秒台の周回タイムがでるということはマシンバランスが絶妙な証拠。 (12:48 pm)

耐久走行。(12:48 pm)

耐久走行その6

再び、シケイン。タイヤがすでに辛そうです……。 (13:00 pm)

耐久走行その7

ホームストレートを全開走行。ウィングのレフトサイドに当社のロゴが(笑) (13:00 pm)

耐久走行その8

シケイン。奥には追走状態でコースに入った横浜国立大学の車両が見えます。 (13:05 pm)

耐久走行その9

耐久走行を終え、パドックに帰還した名工大マシン。これですべての審査が完了です。レース完走、おつかれさまでした!! (13:11 pm)

耐久走行その10

U.A.S. Grazがコースイン。ベストラップは1分0秒台。最高速は96キロ。速い……。安定した低音を奏でる過給エンジン。燃焼圧がきちんと管理されている感じ。直噴なのがきいているのかアクセルのつきが非常によい。コースに最適化されたクロスレシオのミッション。すべてが異次元の完成度。 (13:56 pm)

耐久走行その11

U.A.S. GrazはAMG、レッドブルがスポンサーにつく。手厚いサポートが透けて見える。一方、国内メーカーは……。我々のように草の根でも応援することが大切なのです。 (13:56 pm)
※この後、U.A.S. Grazと京都大学がマシントラブル(クラッチが破損か?エンジンがつながらない感じ)でリタイヤ。直前までU.A.S. Grazと競るようにファステストを叩き出していただけに非常に悔しい結果……。 (13:56 pm)

表彰式その7

司会:そして第3位は名古屋工業大学(大きな拍手)。

富田リーダー:昨年に続き2年連続で総合3位入賞ということで……。今年は3位以内ということを目標にしていましたので、まずはほっとしています。ですが、自分たちにとって伝統的に課題となっていた静的審査が今シーズンもぜんぜん振るわなかったので、来年は静的審査をもっと強化して、総合優勝を狙っていきたいと思います。ありがとうございました。

※富田リーダーは現在4年生。すでに内定がきまっており彼に「来年」はないのだが……。気持ちが言葉となって現れた。

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